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【初心者向け】ユニフォームへの刺繍のやり方や依頼方法を解説します!

会社やスポーツチームでユニフォームを導入する際には、何かしらのワンポイントで個性を出したいですよね。
その際には刺繍をしてみるのも1つの方法です。
しかし、刺繍をしたことがない方は、どのように刺繍をすればいいのか不安に思うかもしれません。
この記事では、初心者向けにユニフォームへの自作での刺繍のやり方や業者への依頼のやり方を解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

ユニフォームへの刺繍のやり方には何がある?

冒頭でもお伝えした通り、ユニフォームへの刺繍の入れ方としては一般的には「自分で刺繍する方法」と「業者に依頼する方法」の2種類があります。
それぞれメリットがあるので、どちらの方法を選ぶか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

自分で刺繍する方法

自分で刺繡する方法は最もイメージしやすいかと思います。
手作業で刺繍をするので、手先が器用な方に向いているやり方と言えるでしょう。
自分で刺繍を行うメリットとしては、費用が安く済むことが挙げられます。
必要な物は糸や針などの裁縫道具だけなので材料代もあまりかかりませんし、業者へ依頼するよりも安く刺繍することができます。
自作だからこその味が出る点もメリットです。

ただ、手芸に慣れていない場合には時間がかかることも多いですし、忙しい方には向いていないかもしれません。デザインや図案が多ければ、手芸が上手な方でも時間がかかってしまうでしょう。
また、手芸に慣れていない場合には中々きれいに仕上げにくい点も難点と言えるでしょう。人によって仕上がりにバラつきが出てしまうので要注意です。

業者に依頼する方法

ユニフォームへの刺繍を専門の業者に依頼する方法もあります。
この際には、作業に慣れている事業者が、その技術と経験を活かして刺繍を行ってくれるために、非常に高いクオリティの刺繍が完成します。
同じデザインのユニフォームを大量に依頼した場合にも機械を作って均一かつ高品質の刺繍が完成するので、人によって刺繡の質にバラつきを生みたくない場合にもおすすめです。また、大量に依頼すると割引を適用してくれる業者もあります。

しかし、デメリットとして自分で刺繍をする場合と比較して費用がかかることが挙げられます。
また、スポーツイベントが多くなる時期には業者に依頼が殺到するので、そういった時期に依頼をすると、完成までに時間がかかることもあるでしょう。

と言えども、ハイクオリティは刺繍を保証してくれるので、不安な場合には業者への依頼がおすすめです。

自分でユニフォームに刺繍する際のやり方は?

それでは、次は実際に自分でユニフォームに刺繍をする場合のやり方について解説していきます。

①必要な道具を揃える

刺繍には以下の道具が必要です。
普段の裁縫には使わないような道具も含まれているので自分が所持している物なのかよく確認してください。
道具の選び方は次章にて詳しく説明します。

・刺繍針(使用する刺繡糸の太さや色数に合わせて複数本用意しましょう)
・刺繍枠
・刺繍糸
・チャコペン
・布用トレーシングペーパー
・トレーサー(インクの出ないペン型の筆記具)
・接着芯
・図案
・手芸用はさみ

②図案を布地に転写する

まずはユニフォームのどの位置に刺繍するのかを決めましょう。
決めた後は、布地の上にトレーシングペーパーを置き、上に印刷された図案を載せて上からトレーサーでなぞりましょう。
こうすることで布地に転写できます。

③刺繍枠をはめる

特に伸縮性のある素材の場合には、刺繍をしているうちに布地が伸びてしまうこともあります。
布地の伸びを防ぐためにも裏から接着芯を当てましょう。
接着芯を刺繍枠に固定できるような大きさに切り、布の裏面に当てます。
刺繍枠をはめる際には、布地がゆるまないようにピント張ると綺麗に刺繡枠をはめられます。

④刺繍を行う

刺繡針に糸を通し、まずはデザインの輪郭線を刺していきます。輪郭が出来たら、その内側を潰すように刺していきましょう。
刺し方は「ステッチ」と呼ぶのですが、様々な種類がありこれにより仕上がりの雰囲気も異なります。
デザインによってどのステッチを選ぶのかを決めるといいでしょう。

⑤仕上げをして完成

輪郭線の中の刺繍を終えたら、裏面の余分な接着芯をカットし、上からアイロンをかければ刺繍の完成です。
自分で仕上げたからこそのあたたかみのある刺繍が出来上がりますし、手間がかかるために完成できた時の感動もひとしおです。

【自作刺繡のやり方補足!】刺繍道具の選び方は?

全項で刺繍針や刺繍糸などの刺繍ならではの道具を紹介しましたが、これらはどのように選べばいいのでしょうか。
道具ごとに下記に選び方をまとめました。

刺繍糸の選び方

刺繡糸を選ぶ際には、デザインに合う色と糸の種類に着目しましょう。
刺繍糸には様々な種類があり、それぞれに出せる質感が異なります。
以下でそれぞれの糸の特徴を解説します。

【25番糸】
最もポピュラーな刺繡糸で色数も豊富なため欲しい色合いが見つかりやすいです。
細い6本の糸が合わさって1本の束になっているので、そこから1本ずつ引き抜き必要な本数を束ねて使います。
1~6本まで好きな太さで刺繍を楽しめる糸です。

【5番糸】
こちらもポピュラーな糸で少し太めである点が特徴的です。
5番糸はそのまま1本の状態で使用します。
太い線を表現したいときやラフな雰囲気に仕上げたい時におすすめの糸です。

【12番糸】
こちらは5番糸を細くした糸で、細いのでシャープで繊細なラインが出せます。
5番糸と12番糸の中間の太さには8番糸があるので、好みの太さに合わせて選びましょう。

【レーヨン糸】
光沢があって柔らかい点が特徴的な糸です。
柔らかい糸なのでくたっした柔らかな布との相性もいいです。

【麻糸】
素朴な質感が特徴的な糸です。
硬めの糸で、涼しげな印象になります。

【絹糸】
上品な光沢と柔らかさが魅力の糸です。
ユニフォームの刺繍の印象に高級感を加えたい時におすすめです。

刺繍針の選び方

刺繍針は使用する糸の太さや布の厚みで選びましょう。
実際に使ってみないと刺繍針の使いやすさはわかりにくいため、複数本まとめてセットで売られているものを購入すると良いでしょう。
そして、使用する糸が細い場合には細めの針を、太い場合には太めの針を選ぶときれいに仕上がります。
布の粗さや厚みを考慮して、縫いにくいと感じたら針を変えてみることをおすすめします。

業者へユニフォームへの刺繍を依頼するやり方

次に業者へ依頼する方法について詳しく解説していきます。

依頼前に刺繍の内容について決めておく

依頼前には、どのようなデザインにするのかを予め決めておきましょう。
特に、スポーツなどのユニフォームを作る際には大会の規定に抵触したデザインにならないように注意しましょう。
また、刺繍をユニフォームのどこに施すのかも重要です。場合によっては複数個所に刺繍を施すことも視野に入れ、完成形をイメージしながら決めましょう。

業者に依頼する時の流れ

業者に刺繍を依頼する時の流れは以下のように行います。

①商品などの依頼内容を確認する
まずはTシャツや作業着など刺繍を施す衣類の種類や数量、刺繍するデザインの大まかなサイズや色について業者と確認します。

②デザインを入稿する
どのような刺繍にするのかが決まったら、次に刺繍するデザインの詳細なデザインを決めます。オリジナルのデザインを依頼する際には、図案などを業者に提出する必要があります。
この際に業者の担当者とデザインの表現方法などについて細かく調整できるケースもあります。

③見積もりをしてもらう
デザインや注文内容に基づき事業者から見積もりをしてもらいましょう。
この際には価格だけでなく、納期や支払い方法、支払いタイミングなども確認しましょう。

④サンプルを作成してもらう
見積もりの結果納得したら、実際に発注を行い、まずはサンプルを作成してもらいます。
そのサンプルがイメージと異なる場合には修正を依頼しましょう。
問題がなければ、本生産に入ります。

⑤納品
本作成された刺繍が完成したら、業者からユニフォームを受け取ります。
この段階でも刺繍に何か不備がないか確認をしましょう。

【まとめ】刺繍のやり方を把握してユニフォームをより良くしよう!

いかがだったでしょうか。

この記事では、ユニフォームへの刺繍のやり方について初心者向けに解説しました。

ユニフォームへ刺繍を入れることで、よりユニフォームを美しくすることができますし、身につける人の士気も上がります。

ぜひ手作業と業者委託の両方の刺繍のやり方とメリットを知ったうえで、自分たちに合った方法を選びましょう!

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